修学旅行徒然記(平成19年10月23〜24日)
その@
旅先の恥はかき捨てという言葉はわが新町の子どもたちには無縁です。ホテルの支配人さんが翌朝出発のときにわざわざお見送りの挨拶のなかで3点を挙げてマナーのよさを言ってくださっていました。私も修学旅行中、我が子どもたちだとの贔屓目を割り引いても、支配人さん同様、旅行中終始、自制ある集団行動のできる子どもたちだなとの感想を持ちました。
そのA
今回の修学旅行団で私が黒1点で、当然入浴時間の最初から最後まで脱衣場で見張り番(?)でした。1組2組の順番で最後の一人と思しき児童(X君)がなかなか出てこない。浴室から何かが動いている音はひびいている。我慢できずにのぞいてみる。目の前の光景は、なんとお風呂最後となったX君はお風呂の椅子や洗面器を整頓している、というものでした。躾という字が身と美が組み合わさったものであるという実感さえ覚える光景でした。ご家庭で躾も大切にされながらしっかり育てて頂いておられる保護者の姿がその向こうに見てとれました、といっても決して過言ではなく忘れられない数秒間の「映像」でした。
6年生の子どもたちの協力で完成させた修学旅行のしおりの中に、『俳句を作ろう!』というページがありました。それには「秋吉洞にて」「秋吉台にて」「海響館にて」「関門海峡にて」「ホテルにて」「いのちのたび博物館にて」「スペースワールドにて」と副題のようなものが付せられており、子どもたちののびやかな作に及ばないことは承知で、一日目、宿舎「北九州ハイツ」、静寂の夜(?)に自由律で少々……。
「秋吉洞にて」
億年の洞より生ゆるススキかな
天蓋の雫太古の音を聞く
「秋吉台にて」
群羊の涯はいずこや秋の雲
カルストに駆け出していく女郎花
「海響館にて」「関門海峡にて」
イルカの悲しみ流れる海峡
今海峡にありアシカ一匹望郷す
海峡の瀬に連綿とヨーロッパ
「ホテルにて」
トリプルの真中に寝て秋の月
